| ■コーヒーの香りに誘われて |
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ロアンは自家焙煎したコーヒー豆を販売しています。店を始めた当時はコーヒー豆を自家焙煎する店が増え始めた頃。多くは中央線沿線にできましたが、東久留米では一番の老舗です。
一部にフェアトレード商品を扱っていたり、地元のグループのチラシの閲覧スペースを設けているなど、社会に目を向けたユニークなお店でもあります。
東久留米駅西口から店まで、歩いて5分ほど。市役所通りから大円寺通りに入ります。黒目川や大円寺へと向かうこの道は、車の通りも少なく散歩にうってつけです。
坂を下ると、左手に店があります。「自家焙煎工場ROAN」と書かれた緑の看板が目印です。もう1つの目印、黄色いTシャツが軒先にかかっているときは営業中。決して洗濯物を乾かしているのではありません。
そして、店に近づくに連れてだんだんと濃くなってくるコーヒーの香り。店内から漂ってくる香ばしさも営業中の印の1つです。

店内に入ると、商品が出迎えてくれます。

エスニックな小物

木製のテーブルと椅子は安心感があります。
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緑の看板と黄色いTシャツが目印。
店の外までコーヒーの香りが漂います。

入口
店に入ると商品がお出迎え。コーヒー豆のほか、紅茶やオーガニック製品などが並んでいます。コーヒー豆や机などの茶系の色と、壁を始めとした白系の色の調和が取れたインテリアです。
店の片隅には世界地図やエスニックな小物も飾られていました。入口の窓に書かれた「世界のコーヒー豆」の文字にいつわりはありません。
壁にはお客さんがとった写真が飾られてて、室内に彩りを加えてくれます。毎月、新しい作品に変わるそうで、10月は花の写真でした。
テーブルと椅子は木製の落ち着きのあるもの。ドリンクのメニューはありませんが、コーヒーを300円で出してくれます。私もマンデリンをいただきましたが、煎りたてのコーヒーは香りがひとしおです。

通りに面したカフェテラス
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| ■コーヒー豆の焙煎工房 |
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コーヒー豆の焙煎は、開店の10時から始めて昼過ぎまで、毎営業日行っています。
ロースターは1回に4kgまで焙煎できる機械を使っていました。取材に訪れたときはちょうど焙煎中で、店内にコーヒーのいい香りを送り出していました。
コーヒー豆の煎り具合は、豆の一部を釜から取り出して確かめます。釜から抜いた筒の中には、ほどよく色がついてきた豆。生豆と比べると違いが歴然です。
あまり目にする機会のないコーヒーの生豆。白っぽい色で、教えていただかなければコーヒー豆とはわかりませんが、やっぱり植物なんだなと実感します。
豆の煎り加減によって、コーヒーの味や香りは変わります。高温でよく煎ると苦味が増し、低温で軽めに煎ると酸味が増します。おいしいコーヒーをいただくためには、豆の種類や品質だけでなく、焙煎の技術も大事です。


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ロースター。1回に4kgまで焙煎できる。

白い生豆(上)と色がついてきた焙煎中の豆(下)
ロアンで扱っているコーヒー豆の種類は十数種類。オーソドックスな種類の豆だけでなく、ペルー産など、一般にはあまり知られていない種類もおいてあります。
主な銘柄は次の通り。値段は100gあたり、320円〜420円です。
ブラジル
コロンビア
キリマンジャロ(タンザニア)
モカ・シダモ(エチオピア)
マンデリン(インドネシア)
コスタリカ
チャンチャマイヨ(ペルー)
コチャパンパ(ペルー)
フレンチロースト
モーニングブレンド
マイルドブレンド
ロイヤルブレンド
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| ■安心できる品揃え |
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ここでは、コーヒーだけでなく、紅茶やハーブティー、オーガニック製品なども販売しています。コーヒー豆も含めて、安心して口にできるものを売っているお店という印象をうけました。
品揃えの1つとして、今注目のフェアトレード商品も、扱っています。カタログからの注文販売が基本ですが、店頭販売を行うこともあります。
店内には、有名な『ピープル・ツリー』や『第三世界ショップ』、タイ・カンボジア・ラオスの製品を中心に扱っている『シャンティ』など数種類のカタログがありました。
フェアトレードは、発展途上国の製品を適正な価格で取引しようという取り組みです。生産地域の人々の生活向上や、自然環境、文化の保護につながります。
世界中に浸透しつつあるフェアトレード商品はその思想だけでなく、生産環境を考慮した、安全性の高い食品としても消費者に受け入れられています。
ロアンで扱っているコーヒー豆の一部もフェアトレード商品です。コーヒーはプランテーションで大量生産するものと思っていましたが、フェアトレードで取引される商品も着実に増えています。
生産者と消費者の間で取引を行なうフェアトレード団体にとっても、需要の多いコーヒーや紅茶は、商品価値が高いそうです。関わる人のみんなにメリットのある好例です。
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東久留米ショッピング情報の仲間、コイノニアの
自然食クッキー(Organic Farm)もありました。

フェアトレードのカタログ

カレーの壺
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| ■地元情報の閲覧スペース |
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地域情報の閲覧スペース

店内の貼り紙
眠っている自費出版物はありませんか?
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陳列された商品の向かいのテーブルには、チラシや小冊子が並んでいます。市報など公的なものもありますが、ほとんどは地元のサークルやNPOのもの。数はしだいに増えてきて、今では、テーブルが埋まりそうです。
内容は非営利のものに限っていて、珍しいところでは、市内に本部がおかれているNPOの腹話術師協会の会報もありました。
このような情報は、同じグループの中でうもれてしまうことが普通です。でも、閲覧スペースがあるおかげで、少しでも多くの人に伝えることができるようになるのです。地元の情報の活発なコミュニケーションは元気な街には欠かせないことなのではないでしょうか?
今後は、自分史などの自費出版物も閲覧スペースに並べる予定。オリジナルな図書館ができそうです。
ロアンでコーヒーをすすりながら、ここだからこそ読めるものを読む。これこそ、コーヒーブレイクのまっとうな楽しみ方かもしれません。
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| ■居心地のよい空間 |
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店のご主人の岸さんは、東久留米で店を始めて十数年。この場所に移って3年になります。
東久留米の出身ではないそうですが、もうすっかり、この街に愛着を感じられているようでした。地元の情報スペースを設けているのも、その気持ちの表れでしょう。
お客さんとのコミュニケーションも大事にされていて、店内には、毎月新しくなる写真や、看板がわりのTシャツのデザインなど、お客さんの作品が多くあります。
お話をしていると、話題も豊富で、柔らかく、流れるような語り口。いつのまにか取材している私の方が岸さんのペースに巻き込まれてしまいました。居心地のよさを感じさせてくれるお人柄でした。
こんな岸さんのお店で、コーヒーをすすりながら、世間話を楽しんでみるのはいかがですか?お買い物帰りや、黒目川散策の寄り道にほどよいところです。
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ご主人の岸さん。
熱を冷ましながら、豆の具合を丁寧にみています。
お客さんが作ってくれたロアンのマーク。
最近は、 岸さんがイラストに似てきました。
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★ 珈琲焙煎工房 ロアン ★
【住 所 】東久留米市本町 2-2-19
【T E L】 0424−72−3707
【F A X】 0424−72−3707
【営業時間】 10:00〜19:00
【定 休 日】 水曜日、 第2火曜日
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written by Micky
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