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1階から3階まであるのですが、それぞれ少しずつ趣が異なります。1階は小粋に、気楽に丼を食べられるような雰囲気。2階は個室が多く、ゆったりと宴会向き。そして3階はしっとりと「和」の雰囲気に包まれた、ちょっと上品な空間。結納や法事などで利用されているそうです。
最初、お店をみつけたときから「和」を感じることばかりでした。玄関の「松」は、お客様に「ようこそ」、と迎えているようですし、お店のあちこちにある装飾品にも「和」テイストが光っています。
お女将さんに店内をみせていただいて、なんだか旅館みたいだなと思いました。ところどころ「休憩処」のようなスペースが贅沢にとられています。なんでも社長さんは「木」がお好きなのだそう。「和」のテイストの象徴は、やはり「木のぬくもり」なんでしょうね。
店内を散策中にふと目に付いたのは壁に掲げられた、意味ありげな木の断面。そこに「内宮」という文字をみつけ、もしや?と思って尋ねてみると、やはりそれは伊勢神宮のいわゆるご神木とのこと。
近くに木の置物と、ご神木を利用して作られたテーブルの3点セットがそろっていました。思わず「おいくらくらいかかるんでしょう?」と、下世話な質問をしたところ、女将さんは上品な笑みだけを返してくださいました。
ちなみに伊勢神宮は、20年に一度建物、殿内の装束、神宝の全てを新造し、神儀(御神体)を新宮に遷(うつ)す、神宮式年遷宮(じんぐうしきねんせんぐう)が有名です。
20年に一度行うことにより、たとえば20歳の時初めての経験、2度目の40歳で一番の働きざかり、3度目の60歳で熟練した技術を後継者に伝える、といったように、建築の技術等の伝承も 神宮式年遷宮を行う理由とされているようです。
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